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獅子舞
演目 獅子の構成 天狗のあやつりもの 演舞・所作・特徴 映像
地区 神社 現行期日 獅子組数 獅子名称
良川 志良比古神社 4.18
10.18

1

雌獅子
黒氏(くろじ) 八幡神社 4.15
10.15

1

赤獅子
一青(ひとと) 松尾神社 10.20

1

雌獅子
末坂 白山神社 4.19
9.23

1

黒獅子
羽坂 手間神社 4.7
10.14

1

赤獅子
新庄 八幡神社 4.16
10.17

1

赤獅子
廿九日(ひづめ) 日○女神社
(ひるめ)*1
10.14

1

子獅子
川田 白山神社 4.1
10.1

1

黒獅子
大槻 大日霊女神社
(おおひるめ)
10.16

1

赤獅子
春木 天神社 4.13
9.15

1

赤獅子
瀬戸 瀬戸比古神社 4.11

1

越中獅子
花見月 火之宮神社 9.24

1

雄獅子
羽坂と今羽坂は合体
*1
 雨
*1     ロロロ
*1      女


演目
地区 ヨンブリ 二足 一足 一人棒 ヨソブリ 刀太刀 ギョンブリ 道中ぶり カイチョウ ニラミクズシ クズシ キョウブリ バイガエシ ヤツブシ 七五三 ヨッサキ サッサイ アクマバライ ゲンブリ 天狗 獅子殺し
良川                                    
黒氏                      
一青                  
末坂                                      
羽坂                                
新庄                                    
廿九日                                  
川田                                        
大槻                                
春木                          
瀬戸                                      
花見月                              

獅子の構成
獅子頭  
獅子の頭持ち 「頭(かしら)振り」、瀬戸では「頭」とよぶ。1名
獅子の胴体 「カヤ」とよぶ。4名
獅子に対する演舞者 「天狗」、末坂で「舞」、廿九日で「舞子」とよぶ。1名
ハヤシ 笛  2〜7名  太鼓  1〜2名  鉦  1〜4名

天狗の採りもの
地区 一人棒 けん棒 太刀 軍配団扇
良川          
黒氏    
一青        
末坂        
羽坂        
新庄    
廿九日    
川田          
大槻        
春木        
瀬戸          
花見月        

演舞・所作・特徴
獅子舞 演舞・所作・特徴
良川 祭礼時には神の露払いとして渡行し、獅子舞にはベッサイが随伴。 百足獅子で演舞は越中系である。 戦前まで獅子殺しを入宮等に行ったが、現在は天狗と獅子殺しとの舞いが主となる。
黒氏
(くろじ)
神の露払いとして渡行し、明治34年氷見吉岡より伝習するという。 祭礼時、入宮後天狗の獅子殺しには藁を燃やし、百足獅子の演舞は1時間以上にわたる。
一青
(ひとと)
白獅子といい、古来子供獅子だったが、昭和初年、氷見谷屋より伝習するという。 神の露払いとして渡行し、演目は12種類にわたり、獅子殺しは「にらみ獅子」といわれ、注視される。 一説には往古沼池の蝮と人間の戦いから、とくに獅子殺しの芸態を編み出したと伝えられる。
末坂 神に奉納する獅子舞といい、越中系獅子である。 入宮時には獅子殺しを演舞する。
羽坂 越中百足獅子系で明治年代より行われているという。 祭礼時、入宮には獅子殺しが行われ、神輿の露払いとして巡行。
新庄 越中獅子系で、明治28年頃伝ったといい、越中バヤシに「越中」が唄われる。 演目は多く8種類に及び、戦前まで獅子殺しを主体としたが、現在はヨソブリで終わる。 際礼時は神の露払いとして渡行、ニワカ演技に大太鼓打ちが出る。 伝えに大神の平定に際し奉納するといい、畠山落城のかぶとを天狗がまとう習わしだったという。
廿九日
(ひづめ)
子供獅子で祭礼時、神の露払いとして渡行し、獅子舞にベッサイが随伴。 演目は5種類で獅子と獅子の舞が主で、東三階より60年前に伝わるというが、戦後、越中獅子を清酒忠太郎が伝え、道中唄が若い衆にうたわれる。
川田 黒獅子といい、天狗と獅子の舞が主体で、とくに獅子のにらみに芸を練るという。 越中百足獅子系といい、神輿の露払いとして巡行する。
大槻 赤獅子といい、古来より獅子舞は行われていたが、由来等は不明。 戦後  蜂ガ原より伝習、越中獅子系である。 祭礼入宮時に獅子殺しを演舞して終わり、祭礼時は神輿の露払い。
春木 赤獅子といい、 祭礼時神の露払いとして渡行し、天狗と獅子の舞が主で、 ベッサイが随伴する。 芸態は大正6年までゆっくりつした舞だったが、その後高畠から伝習し、越中獅子系という。 一説には江戸後期に肝煎役の奉納獅子ともなっつたという。
瀬戸 越中獅子系で天狗と獅子の舞が主である。 演舞は5種類で「オートキタ」の掛声で獅子を討って終わる。 祭礼時は神輿の露払いとなる。
花見月 子供獅子で、雄獅子といい、明治初年七尾より伝わると言うが、現在は越中懸札から伝習した演舞で、演目は10種類。 祭礼時は神の露払いとして巡行し、20年前まで入宮時に獅子殺しをしたが、現在はなし。
映像
一青では10月第一日曜日に秋祭りが開かれ、獅子舞が演じられます。
夜、松尾神社境内でかがり火が焚かれ、獅子殺のクライマックスが演舞されます。
ひん死の獅子の尻尾の動き、様子をうかがう天狗の優雅な舞がいいですね。
写真は、一部拡大します。(平成19年10月7日撮影)


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