3l3.瀬戸

  地名の由来は、往古高麗人が渡来して陶法を伝え、瀬戸という者が製法を広めたことに由来するといっている。(鹿島郡誌)山麓の各所に須恵器の古窯跡が散見される。また、地形の上から左右両側から台地の迫ったところがあるが、こんな地形を迫門(せと)といっているが、こんな地形の場所がちょうどそれにあたる。だからその前面で水田等が開けているあたりを「瀬戸前」といっているから、地形上から「瀬戸」と付けたものではないかと言う人もあるが確かなことはわからない。