260.へびとかえるの喰い合い

黒氏   平野  晶平

  山でかえるとへびが二人でのみぐらいをやった。へびがかえるをのもうとすっし、かえるがへびをのもうと頭からぶっかった。へびがかえるの頭をくわえた。かえるがへびのしたをかんだ。そして両方でどんどんのみ込んでいったら、二つともないがになってしもうたと。